2012年12月04日

根拠の無い予算

最近、ある会社の事業計画を見ていて
ちょいと気になったことがある。

気になったのは予算の作り方なのだけど、
売上の計画が毎月同じなんだよね。
ちなみに主に飲食業を営む会社なんだけど。

毎月同じ売上計画なんてことがあるのだろうか。
そもそも月ごとに営業日数だって違うだろうに。
年中無休だとしても、31日の月もあれば、
30日しかない月だってある。

まぁ、目標だからいいでしょ、
って言われたらそれまでなんだけど、
計画としては大雑把な印象がぬぐえないやね。

それに季節によっても変動するだろうし、
1ヶ月のうちに何日、土日祝日があるか?
といったことによっても売上は変化するものだ。

目指すべき大きな数字が先でも、
現場レベルの細かい数字が先でも、
予算作成のときはどっちが先でもアリだと思うけど、
最終的に打ち出された数字について、
その根拠が無い予算はダメだと思う。

根拠が無い数字では、
今後、予算と実績差異の分析を行って、
対策を立てていくことも満足に出来ないしね。
根拠が無い予算でも、全くの無意味ではないけど、
より高いところを望むならば
もっとちゃんとやろうよ、と思う。


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posted by コウ at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 数字の見方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月30日

値引き

病院で患者さんが亡くなることを、
ステルベンと言うことがある。
ステルベンはドイツ語でsterben。
これは死亡を意味する言葉。
うちの病院だと「エスティー(ST)」と略される。
ま、業界用語みたいなものかね。

患者さんが亡くなると、
看護師がご遺体の身体を拭いたり、
新しい寝巻きに着替えさせたり、
場合によっては止血をしたり等々、
“死後の処置”をする。
これはエンゼルケアなんて言ったりもする。

この死後の処置にも費用が発生する。
病院によってはご家族に
請求しないとこもあるかもしれないけど、
俺が知る限り2〜4万円くらいかな。

うちのグループのある病院では4万円請求している。
正直、葬儀業界経験者としてもこれは高い印象。
ご家族の中にもやはり高いと感じる方がいるようで、
たまに「なんでこんな高いんだ!?」とか、
「入院時には説明なかったじゃないか!」と、
この死後の処置費用がクレームの元になることがある。
中には支払を断固拒否するご家族も…。

そりゃ、入院時にいきなり死ぬときの話も出来ないやねぇ。
それはそれでクレームの元になりかねない。

さて、そんな支払拒否されるご家族もいることから、
この“4万円”という金額について、
このままで良いのか、院内で物議を呼んだ時期があった。
で、そんなところに理事長のひとこと…、
「4万円の設定で仮に2割の支払拒否があるとするのと、
 この4万円を2万円に値下げするのと、
 どっちが収益に繋がるのか考えなさいよ!」と。

たしかにー、100人の死亡退院があったとして、
4万円のままで2割の支払が無かったとしても、
4万円×80人で320万円に対し、
2万円に値引いてしまったら、
100%の支払があったとしても、
2万円×100人で200万円にしかならない。

切り捨てるとこは、すっぱり切り捨てて、
トータルでより大きな収益を得る。
理事長さすがだね!、と思った出来事でしたー。
posted by コウ at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 数字の見方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月18日

53連勝をどう見るか

ダイレクトに数字の見方ってわけじゃないけど…。

白鵬が53連勝だって騒いでいる。
でも、これって周りが弱いだけだと思わない!?

若乃花、貴乃花、曙、武蔵丸が活躍していたときに、
同じように53連勝出来たかと言えばきっと無理じゃないかな。

単純に「53連勝」という数字だけに注目してしまうと、
たしかにすごい数字だと思ってしまうと思うけど、
その数字が作られた環境にも注目すべきだね。

もちろん、勝負の世界では運も要素のひとつで、
いつの時代に生まれてきたか?も、
その人が持つ運の強さに影響されるのかもしれないけどね。

例えば“売り切れ続出!”なんていう文句。
これは100%販売してます、売れ残りゼロですってことだけど、
これだって3個限定販売の場合と、
1万個販売の場合とでは、その意味合いが違うやね。

まぁ、とにかく白鵬が強くてすごいんじゃなくて、
まわりが弱過ぎなんだよ、特に日本人!!!
大関以上の主要関取に日本人がほぼゼロなんて
国技だとか言っているけど、そんな国技ありえんっ。

俺的には廃れるものは廃れる。
そんな状況なら、止めてしまえって感じ。
posted by コウ at 08:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 数字の見方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月04日

数字に騙されないように

ビジネス的な数字の見方ということじゃないけれど、
人は数字を示されるとそのままを信じてしまいやすいね。

今朝、読売新聞の記事でこんなタイトルが…、
「未成熟な親、相次ぐ虐待…10〜20歳代が半数」だって。

このタイトルを読んだら、
へー、そうなんだぁ若い人はダメねって、
若い子は未成熟だものねってそのまま思ってしまう人が多いはず。

でも、記事の中身をちゃんと読んだら、
そんなもの言いがかり的に過ぎないし、
そこに出てくる数字も根拠というには乏しいんだよ。

記事にはここ最近起きた下村早苗容疑者の事件に触れて、
相次いだ事件でも若い親による犯行が目立つ云々が書いてあり、
最後に厚生労働省の調査結果が引用されている。

「厚生労働省が08年4月〜09年3月に把握した子供67人の虐待死を調査したところ、死亡時の実父と実母(計97人)の年齢層は「20〜24歳」が21人と最も多く、「25〜29歳」が20人、「19歳以下」が6人で、10〜20歳代がほぼ半数を占めた。8月4日3時4分配信 読売新聞から引用 」

この調査結果から「10〜20歳代が半数」って、
そこを強調するのは間違っているでしょ?
“19歳以下と20〜24歳”と“25〜29歳”では、
年齢の幅が全然違うじゃないか。
「20歳代が9割近く」と書いても間違いではないし、
記事のタイトルをこう書いたら、だいぶ印象が違うはず。

しかも調査のサンプル数が少なくて、
断定的に書くには信ぴょう性に欠ける話でもある。

それから、この調査結果には、世間一般の年齢ごとに見た、
子供を持っている父母の人数や割合が加味されていないから、
単純に父母の年齢ごとの虐待死件数を比較するのはどうかと思う。

あと、これは想像だけど1歳ごとの年齢で見たら、
きっと年齢ごとの差はないんだと思うよ。

怖いね、マスコミによる心理操作の一例だよ。
気をつけていないと知らぬ間に心理操作されているかも。
ラベル:統計の見方
posted by コウ at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 数字の見方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

全部に目を通す

予算と実績との差異分析(予実分析)や、
前期と当期との差異分析などをすることがある。
特にこういった決算が出した会社が多いこの時期は、
そういった業務を行う機会も増えるのではなかろうか。

昨日、そんな業務をちょこっとしていて、
あらためて気をつけなきゃなぁと思ったことをひとつ。
それは、全部に目を通せってこと。

例えば予算と実績の分析で、
業務委託費の科目が予算に比して、
100万円の増だったとする。

分析をするときは、
その業務委託費の内訳を調べることになる。
調べるデータは元帳だったり仕訳データだったり、
それは各社様々だろうと思うけれど、
俺は今の会社だとだいたい元帳から調べる。

上から、もしくは数字の大きいところから、
もしくはだいたい予想をつけたりしながら、
数字の膨らんでいるところや、
イレギュラーで発生している項目がないか見ていく。

そこで、恒常的に発生していない支払が、
ある月だけ単発的に100万円発生していたら、
“あ、これだ!”と、その要因を発見したということで、
そこで100万円増の要因調べを止めてしまう人がいる。

でも、他の業務委託費の内訳も
最後まで調べる必要があるのだな。
もしかしたら、別の月に100万円増と、
100万円減の支払が起こっているかもしれない。
表面的にはプラスマイナスゼロだけど、
内訳ごとの項目を見ると
100万円増も100万円減も問題点である。
ちゃんと最後まで全部に目を通さないと、
この問題点はそのまま眠ってしまうことなる。

そんなわけで全部に目を通す必要があるのだな。
posted by コウ at 08:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 数字の見方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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